会社員よりも高収入を狙う！フリーランスになって得る安定とは

いずれフリーランスになるのなら

フリーランスになって誰もが不安になるのは、収入が不安定である点です。自ら仕事を受注して報酬を受け取るまで収入はありません。しかし、一方の会社員であっても、旧来の雇用体系が崩れて不況の出口も見えない今、将来の保障はありません。まして歴史の浅いIT業界では、終身雇用など誰も信じてはいないでしょう。いずれフリーランスにならざるを得ないのであれば、後は時期の問題ともいえます。IT化が進み、企業に必要な人を絞り込む傾向が強まっています。より効率的に、スマートに企業が活動するためには、ある程度を外注に任せるという考え方も半ば常識化しています。これはフリーランスにチャンスが生まれているということでもあり、会社員にとっては外注できない分野に能力を傾注しなければならない事態になっているともいえます。従って、フリーランスは増々高度かつ専門的な知識やスキルをもって、着実に成果を上げる代わりに、相応の報酬を得られるようになります。一方、会社員は様々な雑務をこなしつつ、会社の指示には絶対服従で、仕事量とはかけ離れた評価のもとで、給与を低く抑えられ、思うような経験も積むことが出来なくなるという面もあるのです。

一匹狼にも仲間は必要

ここでフリーランスの収入面を改良できれば、起業も悪くない選択になるでしょう。つまり収入が不安定なのは、定期的に仕事を受注する仕組みがないためであり、フリーランスと言っても仕事を紹介してもらえるエージェントを活用して専門的に営業してもらうことで仕事の受注率を上げ、結果的に安定した収入につなげることができるのです。クラウドサービスを活用したマッチングが人気を呼んでいますが、一方でフリーランスのエンジニアが利用できるエージェントは一見派遣会社のようであっても、紹介料を低く抑えて契約内容を個々のフリーランスに開示し、福利厚生にも気を配るなど、あくまでフリーランスの側に立って活動している場合も少なくありません。このような仕組みがあれば、やる気があって正当な評価を求めるエンジニアは安心してキャリアを積むことが出来るのです。