リーンスタートアップの原則をコンサルタントがITフリーランス向けに解説

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IT系フリーランスが知るべきリーンスタートアップの原則とは

IT系フリーランスが知るべきリーンスタートアップの原則とは

IT分野においては、他に比べて開業率が高く、この不況下にあっても元気な魅力あるスタートアップが少なくありません。このようなスタートアップは、なんらかの実現したいビジョンを持っている組織であり、組織である以上、これを動かす原動力は「アントレプレナーシップ」と呼ばれる、そのビジョンを共有し、実現しようと集まっている個々人の意識をおいて他にありません。そのため、スタートアップでは個々の経験を共有の知識として蓄積することが有効になります。

そして誰もいなくなった

IT分野の開発プロジェクトには、近年その手法に違いが生じています。これまでは詳細な提案依頼書(RFP)を基に、分析、設計、プログラミング、テストという工程を、ウォーターフォール型と呼ばれるように、前から順番に進んで行くことで完成に至っていました。しかし、このような開発製品が一定の利益を生むのは、ビジネススーツの既製品のように、分かりやすい需要がある場合です。つまり、スーツがビジネス上欠くことのできないアイテムであり、計算上弾き出した標準体型に合わせて作成提供しても、複数段階さえ用意しておけば、後は顧客が既製サイズに合わせてくれるという供給者優位の市場を形成しているためです。しかしそれでは、体型が合わなくて見た目が悪く不満な人や、飽き足らない人は除け者にされてしまいます。

開発しながら顧客を捜す

そこで近年のIT開発現場では、リーンスタートアップ(lean startup)と呼ばれる手法が浸透しつつあります。これは「構築(build)」「計測(measure)」「学習(learn)」と呼ばれる過程を素早く回して完成品を生み出します。「構築」とは顧客が使える形にアイデアを仕立てること、「計測」とは実際に顧客に使ってもらい意見を色々と出してもらうことで理想と現実のギャップを測ること、「学習」とはその意見を基に需要の見込める顧客に照準を絞り直すかどうか判断を下すことです。そして「構築」の段階で重要なキーワードが「MVP(minimum viable product)」、つまり最初の第一歩は必要最小限に留めるというものです。その代り素早く安く仕上げておき、後の計測と学習に繋げます。この「学習」におけるキーワードは「方向転換(pivot)」と呼ばれる軌道修正です。もともとこの開発は、誰を目指して飛んでいるのかわからない状態のまま始まります。従って必要最小限でも、まずは顧客の手元で実験を始めることが大切です。「構築」したものを「計測」するとは、仮説を検証するということであり、検証結果から「学習」して更に「構築」するというように一連の輪を何度も繰り返しながら顧客の位置を探り当てます。従って価値があるのかどうかという「価値仮説」と、将来の成長が見込めるのかという「成長仮説」のフィードバック次第では、戦略そのものを見直す大きな「方向転換」の余地があるのです。

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