コンサルタントが語る今後のIT系フリーランスとは
時には、決めた目標に対し猪突猛進できる強さが必要です。しかし、勢いにまかせて猛進してばかりいると、ふと自分の居場所を見失ってしまいます。適時立ち止まって先を見通す冷静さも欠かせないのです。しかし、立ち止まってばかりいては先に進めません。進むときの勢いと立ち止まるときの冷静な判断、両方をバランスよくコントロールできることが、フリーランスとして逞しく生き残っていくための資質ともいえます。
コンサルタントが語る今後のIT系フリーランスとはの記事一覧
IT分野が英語圏を中心に発展してきたのは事実ですが、日本に住む日本人が、日本語でのWebデザイナーとして活躍するが故の障壁の高さは、将来的には心許なくなるかもしれません。というのも英語圏であれば人口15億人以上といわれる中で競争しなければならないのですが、これが他人事とは言えなくなってきている事情があるからです。日本企業の海外進出も数を増し、意欲のある社員はどんな企業であれ英語を勉強しています。従って日本企業であってもより希望に沿うような提案を受けられるのであれば、海外のWebデザイナーに直接依頼することも検討し始めており、その競争に勝つためには自分の強みを明確にする必要があるのです。
IT業界では、フリーランスになるのは時期の問題であって、誰もがいずれ起業する可能性があると言えるかもしれません。会社員では仕事を大量にこなしても評価が上がらず、会社の指示に縛られて思うような経験を積むことが出来ない面もあります。一方のフリーランスであれば収入面で安定しないという不安が常に付き纏います。しかしフリーランスであっても、専門のエージェントを活用することで、定期的な受注につなげる営業をある程度肩代わりしてもらうことができるのです。そして仕事を受注出来れば、個々の腕次第で正当な評価を得ることが出来るため、やりがいも大きいでしょう。
フリーランスのSEOコンサルタントの活躍は、色々な分野で広がっています。元々SEOという分野自体が、フリーランスの働き方にマッチしたものであることも一つの要因です。しかし、社内で育成された社内SEO担当者も確実に増えています。フリーランスでSEOコンサルをする場合、社内SEO担当者と大差をつけなければなりません。そのためには実績を上げ、経験を積んでいくことが重要です。Web社会が廃れない以上、SEOはますます需要が高まる分野です。素人がSEOに取り組もうとする場合、ほぼ間違いなくプロの力が必要となります。SEOコンサルは、フリーランスのコンサルタントに最適な職種です。
IT系フリーランスで成功するには、市場価値に目を向けることがポイントです。需要の高さに期待できる職種であれば、IT系フリーランスになってからも安心して活躍できます。数ある職種のなかでデータサイエンティストは市場価値が高く、専門性の高さから年収にも期待できると言われています。ただし、下準備をしないままスタートするのは心許ないもの。フリーランスとして駆け出して、最初からすべてがスムーズに進む保証はないという心積もりをして、念には念を入れるくらいの準備をしておくとより安心です。データサイエンティストになるほどのせっかくのスキルを無駄にしないよう、ここで紹介しているポイントを押さえて臨んでください。
おすすめ記事
IT系フリーランスとしての活動を始める人に、ぜひ知っておいてもらいたいのが、スタートアップに関する知識です。独立したんだから一人でやる!と、頑なに一匹狼の道を歩くのも悪くはありません。しかし、スタートアップで働くことによって得られるものは、一匹狼でも会社員でもどちらでも得ることのない経験と仲間です。フリーランスライフを長く続けるためにも、一度は経験してみるのも良いでしょう。 フリーランスになるなら、まずスタートアップで働くの詳細を見る
フリーランスの中でも競争が激化している職種と言えばやはりWebデザイナーです。Webデザイナーの需要自体はとどまることなく右肩上がりに増えているものの、供給側であるWebデザイナー自身も増えていることを忘れてはなりません。フリーランスWebデザイナーのライバルは、国内だけにとどまらず、全世界に存在しています。生き残るためには早期に差別化を図り、何かに特化することも大切です。 今後のフリーランスWebデザイナーに必要なことの詳細を見る
フリーランスには、自己管理力や行動力の有無などが求められます。また、あまり孤独を感じない人や社交的な人がフリーランスに適しているといった、性格的な部分でも向き不向きがあるのが現状です。独立を考えている場合は、ここで挙げるポイントに注目し、自分にフリーランスの適性があるのかどうかを一緒に考えましょう。 フリーランスの向き不向きの詳細を見る