ITコンサルタントが手ほどき!
フリーランスになるなら
知っておきたいポイントはこれ!
エンジニアがフリーランスとして独立する際には、皆それぞれ何らかの目的や目標、希望や夢を抱えていることと思います。年収1,000万を超える高収入エンジニアを目指す人もいれば、やりたい仕事に専念してキャリアアップを目指す人、働く地域や時間など理想のライフスタイルを実現するために独立する人もいます。さらには斬新なアイデアや企画をもって起業するフリーエンジニアもいるでしょう。ところが、いざフリーエンジニアとして日々が始まると、思いとは逆の方向に走ってしまうことがあります。
不安定な収入、社会的な地位の低さなど、会社員との違いについては覚悟していたはずなのに、いざ独立してみると想像以上の切迫感や不安感、焦燥感におそわれた。こう語るフリーエンジニアは少なくありません。そのことによって、気がつけば冒険心も挑戦心もそがれ、会社員以上に保守的になってしまっているフリーエンジニアもいます。
論理的思考や病的なまでのリスク管理意識は、エンジニアとして必要な要素です。しかし、新しい価値を生むためには、創造力や冒険心、挑戦意欲も欠かすことはできません。左脳と右脳、両方をフル回転してはじめて先端を走るエンジニアになれるのではないでしょうか。これはフリーエンジニアとして成功を目指す上でも忘れてはいけないポイントです。フリーエンジニアとして独立して自由を手に入れたはずなのに、小さくおさまってしまっていませんか?
たとえば仕事を選ぶとき、または進むべき方向を決断するときに、何を基準に判断していますか?フリーエンジニアに限らず、わたしたち日本人は「その道は正しいのかどうか」という基準で物事を判断する傾向があるように感じます。もちろん、「正しさ」を判断基準にすべき選択も多々ありますが、仕事選びや案件選び、自分の生き方を決める上で、「正しいかどうか」を考えても、答えは見つかりません。そこで判断の基準にするべきは「わくわくするかどうか」、「楽しめるかどうか」ではないでしょうか。いま自分がやっている仕事を心底楽しむこと、わくわくすること。 そこに集中することで、生き生きと働くことができます。もちろん収入は大切ですが、収入は後からついてくる、という割り切りも時には必要です。
いずれにしても計画通りになんて進まないのが人生です。この道で合っているのかどうか、石橋を何度も叩いて迷った挙句に進んでも、本当にその道が正しいかどうかなんて誰にもわかることはありません。
キャリアプランを描くことは重要ですが、プランにこだわりすぎると、自分が立てた計画に縛られて選択肢を減らしてしまう恐れがあります。計画は計画としてあってもかまいませんが、その時々の直感に従うことで新たな可能性が開けるということを忘れないでください。計画を立てたときの過去の自分よりも、今の自分は少なからず成長しているはずなのですから。
IT系フリーランスとしての活動を始める人に、ぜひ知っておいてもらいたいのが、スタートアップに関する知識です。独立したんだから一人でやる!と、頑なに一匹狼の道を歩くのも悪くはありません。しかし、スタートアップで働くことによって得られるものは、一匹狼でも会社員でもどちらでも得ることのない経験と仲間です。フリーランスライフを長く続けるためにも、一度は経験してみるのも良いでしょう。 フリーランスになるなら、まずスタートアップで働くの詳細を見る
フリーランスの中でも競争が激化している職種と言えばやはりWebデザイナーです。Webデザイナーの需要自体はとどまることなく右肩上がりに増えているものの、供給側であるWebデザイナー自身も増えていることを忘れてはなりません。フリーランスWebデザイナーのライバルは、国内だけにとどまらず、全世界に存在しています。生き残るためには早期に差別化を図り、何かに特化することも大切です。 今後のフリーランスWebデザイナーに必要なことの詳細を見る
フリーランスには、自己管理力や行動力の有無などが求められます。また、あまり孤独を感じない人や社交的な人がフリーランスに適しているといった、性格的な部分でも向き不向きがあるのが現状です。独立を考えている場合は、ここで挙げるポイントに注目し、自分にフリーランスの適性があるのかどうかを一緒に考えましょう。 フリーランスの向き不向きの詳細を見る